交渉と説得をはき違えない

交渉は相手を説得する事ではありません。

相手に自分と同じような意見を持ってもらうために、説得する手段だと考えているのであればそれは誤解です。

大きく言えば、交渉は相手の意見を認めたうえで、自分と相手との間に横たわる大きな意見の違いに対して、代案を立てて歩み寄るというイメージが近しいでしょう。

もしあなたが自分の考えに絶対的自身があるときでも同様です。

周りのほうが間違っていると感じている時でさえ、相手の意見を自分の意見に合わせるように説得することは交渉ではありません。

それは、ただの独りよがりの独裁的な考え方です。

ビジネスの世界で交渉力を上げたいのであれば、まずは相手を自分の考えに合わせて説得するという考え方を捨てていきましょう。

交渉力を上げるためには、自分の大切とすべきビジョンも明確に

交渉をする前にまずは一つ深呼吸をついて、自分が絶対的に正しいという考えを捨ててください。

しかし何もかも捨ててしまうのではなく、一つ絶対に譲れない軸のようなものを探す事です。

これは交渉をするうえで貴方を目的まで導くためのフラグのような働きをする大切なものです。

例えばあなたがビジネスマンとして活躍しているうえで、売り上げを伸ばして業績アップをすることがゴールだとすれば

そのために一番大切な軸を決めます。

人によっては、売り上げを達成することが最も大切な自分の軸だからどのような手段を使ってでもゴールに到達できればよいと考える人も居ます。

人によっては、プライドのない仕事だけはしないという軸を決める人もいます。

そういう人にとっては嫌な顧客に頭を下げてでも、土下座をしてでも仕事を取る必要はないと判断ができます。

交渉力を上げるためには、ゴールに到達するために大切にしたい軸を決めておくと自分自身の行動が明確化していきます。

交渉をする前に根回しも必要

交渉のテーブルに着く前に、大切な事の一つにロビー活動があります。

ロビー活動によって、交渉のテーブルに着く段階ですでに話が決着する事もあります。

このような根回しはとても必要な事で、特に交渉のテーブルに着く人間の数が多ければ多いほど重要な事です。

つまり交渉というのは、テーブルに着く前からすでに始まっている場合が多いのです。

担当者だけに根回しをするのではなく、その背後にいる意思決定者にも根回しをしておかなくては土壇場でキャンセルされる事もあり得るのです。

また、自分をフォローアップしてくれる社内の人間にあらかじめサポートを頼んでおくなどの内部に向けての根回しも重要です。

スムーズに契約が進めるように書類の準備をしてもらうような仕事の根回しの一つです。