薦田典佳 | 交渉力を上げるためには,喧嘩腰にならないこと

交渉力を上げるために、一つ大切な事があります。

それは、交渉の現場では冷静でいるということです。

例えばあなたが取引先から仕入れをしようとしたとき、もう少し値下げをしたいと考えたなら、交渉の必要性が発生します。

  • 貴方は少しでも安く仕入れたい
  • 取引先は少しでも高く売りたい

そして貴方には、取引先に対して、以前起きた製品不具合のクレームを飲んだという貸しがある状態です。

貴方は取引先に値下げ交渉をしましたが、取引先の答えはNOでした。
このようにお互いのニーズがマッチングしないとき、どのように交渉すれば貴方は有利に働くと思いますか?

以前、相手側で品質不備があったのに、長い付き合いだから言い分を飲んだのに、相手が頑なに値下げをしてくれません。

自分は以前、相手の言うことを聞いてあげたのに!

このようなシチュエーションになると、どんどんと貴方は怒りを覚える事でしょう。

ここで「値下げをしなければ、貴方のところからは二度と買わない!」というように感情的な手段を訴えようとしてしまうのであれば、貴方は交渉事には向いていません。

どんなシチュエーションでも感情を高ぶらせないこと

冷静さを欠いてしまうと、相手との交渉はうまくいきません。

感情的になってしまったり、怒りを抱いて相手に対して喧嘩腰になってしまうと、百害あって一利なしです。

交渉は議論の場ではないことを理解する

まれに交渉力というのは相手をねじ伏せて「勝ち負け」を得るような喧嘩であると理解している人がいます。

または相手を言い任せるディベートや議論のようなものだと信じ込んでいる方もいます。

もし貴方が持っている交渉力が、イコール相手を言い任せるためのパワーだと感じているのであればそれは大いなる間違いです。

交渉力が高いということは、相手を言葉でねじ伏せて勝つということではありません。

落ち着いて、喧嘩腰にならないことが大切

交渉の場に感情は不要です。

落ち着いて、冷静に、そして相手を言い負かせる勝ち負けにはこだわらないでください。

貴方が感情的になって相手を言い負かせる事に熱心になると、相手の感情もまた高ぶります。

そして感情的になった相手は貴方の言う事は聞きません。

交渉というのはあくまでも取引です。

どのくらい冷静に会話が出来るかということがとても大切な事なのです。

  • 相手を言い負かすことに固執しない
  • 常に冷静で感情的にならない